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Reverse path forwarding ( リダイレクト:Reverse path forwarding (リバースパスフォワーディング、RPF)は、IPネットワークでマルチキャストパケットを転送するためのアルゴリズムのひとつである。マルチキャストルーティングではパケットをルーティング・ループを起こすことなく転送でき、ユニキャストルーティングではIPアドレススプーフィングを防止できる。2012年2月現在、シスコシステムズhttp://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ios/multicast/tech/mcst_ovr.html#a24、ジュニパーネットワークスhttp://www.juniper.net/techpubs/en_US/junos11.4/topics/concept/multicast-reverse-path-forwarding.html、ヤマハhttp://jp.yamaha.com/products/network/solution/advanced/multicast/、アライドテレシスhttp://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2008/nr080722.htmlがRPFに対応するルーターを発売している。== マルチキャストRPF ==マルチキャストRPF(典型的には単にRPFと表記される)は、ルーティング・ループを起こすことなくマルチキャストパケットを転送するため、Multicast Source Discovery Protocol (MSDP)やSparse multicast (PIM-SM)といったマルチキャストルーティングプロトコルとともに利用する。マルチキャストルーティングでは、トラフィックを転送するかどうかの判断は送信元アドレスを基に行う。これは、ユニキャストルーティングでは宛先アドレスを基に転送可否の判断を行うことと対称的である。ルーティングにはマルチキャスト専用のルーティングテーブルか、ユニキャスト用のルーティングテーブルを利用する。マルチキャストパケットがルーターのインタフェースに入ると、ルーターは当該インタフェースから到達可能なネットワークのリストを検索する。ルーターが「マルチキャストパケットの送信元IPアドレス」が「自らのルーティングテーブルに」存在することを発見すると、パケットはマルチキャストグループに参加しているその他のインタフェースにマルチキャストで転送される。ルーティングテーブルに送信元IPアドレスが存在しない場合、パケットは捨てられる。結果として、パケットが転送されるか否かはパケットの前向経路(フォワードパス, forward path)ではなく、''逆行経路(リバースパス, reverse path)''によって決まる。RPFルーターはルーターのインタフェースに到達するパケットでパケットの送信元についてルーティングエントリがあるものだけを転送するため、ルーティングループを形成しない。このチェックのことをRPFチェックと言う。冗長構成のマルチキャストトポロジーでは、同一のマルチキャストパケットが同一のルーターの別々のインタフェースに到達する可能性があるため、パケットを転送するか否かの判断にRPFチェックが必須となる。仮に2つのインタフェースを持つルーターが、インタフェースAに到達した全てのパケットをインタフェースBに転送するとする。インタフェースBに到達した全てのパケットは同様にインタフェースAに転送するとする。この場合、両方のインタフェースが同一のパケットを受信すると、古典的なルーティングループが発生し、IPの生存時間 (Time to live, TTL)が尽きるまで両方向に向けてパケットが転送され続けてしまうだろう。いつかはTTLが尽きるとしても、ルーティングループが発生すると、少なくとも一時的にはネットワークの速度低下を招く。ルーティングループが起きる可能性はできる限り最小にしなければならない。RPFチェックの前提条件は以下の2点である。* ''ユニキャストルーティングテーブルが正確、かつ収束していること。''RPFチェックの正常動作はユニキャストルーティングテーブルに依存する。* ''送信者がルーターに到達するための経路(フォワードパス)とルーターから送信者を逆にたどった経路(リバースパス)が対称的であること。''この前提が成立しない場合、RPFチェックは送信者からルーターまでの最短経路(ショーテストパス、shortest path)上のマルチキャストトラフィックを拒否する。このため、マルチキャストツリーが最適状態とならない。リンクが片方向(uni-directional)である場合、リバースパスアプローチは完全に失敗する。 ) : ウィキペディア日本語版
Reverse path forwarding (リバースパスフォワーディング、RPF)は、IPネットワークでマルチキャストパケットを転送するためのアルゴリズムのひとつである。マルチキャストルーティングではパケットをルーティング・ループを起こすことなく転送でき、ユニキャストルーティングではIPアドレススプーフィングを防止できる。2012年2月現在、シスコシステムズhttp://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ios/multicast/tech/mcst_ovr.html[りばーすぱすふぉわーでぃんぐ]
Reverse path forwarding (リバースパスフォワーディング、RPF)は、IPネットワークマルチキャストパケットを転送するためのアルゴリズムのひとつである。
マルチキャストルーティングではパケットをルーティング・ループを起こすことなく転送でき、ユニキャストルーティングではIPアドレススプーフィングを防止できる。2012年2月現在、シスコシステムズ〔http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ios/multicast/tech/mcst_ovr.html#a24〕、ジュニパーネットワークス〔http://www.juniper.net/techpubs/en_US/junos11.4/topics/concept/multicast-reverse-path-forwarding.html〕、ヤマハ〔http://jp.yamaha.com/products/network/solution/advanced/multicast/〕、アライドテレシス〔http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2008/nr080722.html〕がRPFに対応するルーターを発売している。
== マルチキャストRPF ==
マルチキャストRPF(典型的には単にRPFと表記される)は、ルーティング・ループを起こすことなくマルチキャストパケットを転送するため、Multicast Source Discovery Protocol (MSDP)やSparse multicast (PIM-SM)といったマルチキャストルーティングプロトコルとともに利用する。マルチキャストルーティングでは、トラフィックを転送するかどうかの判断は送信元アドレスを基に行う。これは、ユニキャストルーティングでは宛先アドレスを基に転送可否の判断を行うことと対称的である。ルーティングにはマルチキャスト専用のルーティングテーブルか、ユニキャスト用のルーティングテーブルを利用する。
マルチキャストパケットがルーターのインタフェースに入ると、ルーターは当該インタフェースから到達可能なネットワークのリストを検索する。ルーターが「マルチキャストパケットの送信元IPアドレス」が「自らのルーティングテーブルに」存在することを発見すると、パケットはマルチキャストグループに参加しているその他のインタフェースにマルチキャストで転送される。ルーティングテーブルに送信元IPアドレスが存在しない場合、パケットは捨てられる。結果として、パケットが転送されるか否かはパケットの前向経路(フォワードパス, forward path)ではなく、''逆行経路(リバースパス, reverse path)''によって決まる。RPFルーターはルーターのインタフェースに到達するパケットでパケットの送信元についてルーティングエントリがあるものだけを転送するため、ルーティングループを形成しない。このチェックのことをRPFチェックと言う。
冗長構成のマルチキャストトポロジーでは、同一のマルチキャストパケットが同一のルーターの別々のインタフェースに到達する可能性があるため、パケットを転送するか否かの判断にRPFチェックが必須となる。仮に2つのインタフェースを持つルーターが、インタフェースAに到達した全てのパケットをインタフェースBに転送するとする。インタフェースBに到達した全てのパケットは同様にインタフェースAに転送するとする。この場合、両方のインタフェースが同一のパケットを受信すると、古典的なルーティングループが発生し、IPの生存時間 (Time to live, TTL)が尽きるまで両方向に向けてパケットが転送され続けてしまうだろう。いつかはTTLが尽きるとしても、ルーティングループが発生すると、少なくとも一時的にはネットワークの速度低下を招く。ルーティングループが起きる可能性はできる限り最小にしなければならない。
RPFチェックの前提条件は以下の2点である。
* ''ユニキャストルーティングテーブルが正確、かつ収束していること。''RPFチェックの正常動作はユニキャストルーティングテーブルに依存する。
* ''送信者がルーターに到達するための経路(フォワードパス)とルーターから送信者を逆にたどった経路(リバースパス)が対称的であること。''この前提が成立しない場合、RPFチェックは送信者からルーターまでの最短経路(ショーテストパス、shortest path)上のマルチキャストトラフィックを拒否する。このため、マルチキャストツリーが最適状態とならない。
リンクが片方向(uni-directional)である場合、リバースパスアプローチは完全に失敗する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「Reverse path forwarding (リバースパスフォワーディング、RPF)は、IPネットワークでマルチキャストパケットを転送するためのアルゴリズムのひとつである。マルチキャストルーティングではパケットをルーティング・ループを起こすことなく転送でき、ユニキャストルーティングではIPアドレススプーフィングを防止できる。2012年2月現在、シスコシステムズhttp://www.cisco.com/web/JP/product/hs/ios/multicast/tech/mcst_ovr.html」の詳細全文を読む




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